テノール歌手の大久保 憲です。3・11に被災した、私の叔父家族が住む釜石へ、いたって個人的に支援しておりましたが、この度「釜石応援隊」として組織化いたしました。今後とも変わらぬご支援、ご協力よろしくお願い申し上げます。
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現地からの便り−発送停止解除のお知らせ−
  

子供のとき、家の中で大好きなサテン生地の布団にくるまって、
屋根をうつ雨音を聴いているのが好きでした。

強い台風でしたね。
被災地の状況が心配です。


かねてから皆さんにお願いしていた発送先の、
佐藤悟先生から、お便りが届きました。

立ち上げたボランティアグループの、
活動便りというのでしょうか。
手作りでとてもあたたかく、
また確実に皆さんからの物資が、
被災者の方々に届けられていることがわかります。
画像は実際に届いた物をコンピュータにスキャンしたものです。
ぜひご覧ください。



さて、先々から私は「次の段階」に移るころなのか、
ということをここに書いてきましたが、
この、「次の段階」というのは実は、

「募金をつのる」

ということなんです。

別にもったいぶるようなつもりではなく、
実際に可能かどうかをずっと検証しておりました。
この活動を始めた当初から当然想定の中にもあり、
またお申し出もたくさんありました。
しかし、法的な問題、
また実際に現金を現地に送ったところで、物流も途絶え、
事実上お金がなんの役にも立たない状況では、
むやみに募ることもできませんでした。


叔父をはじめ、佐藤先生や工藤先生、
また及川先生といったグループのメンバーは、
皆様からの物資を被災者の方へ直接手渡ししていることは、
皆さんご存知のことだと思います。
ただ、彼らはその全行程を「手弁当」で行っております。
「ボランティアなんだから当然」
と思われるかたもいらっしゃるかも知れませんが、
実際、私が先日2回目に行ったとき、
釜石→日詰の倉庫→大船渡→陸前高田→釜石
という行程で、満タンのガソリンは空になりました。

これ、みんなこうして運んでるの?
という愚問に叔父は、
「やっぱり活動資金が欲しいなぁ…」
とツイート。

そりゃそうでしょう、
こんなことやってたら長くなんて続けられない…。


物資も現地で調達できるようになったのであれば、
お金さえあれば、こちらから送料を払って送るよりも、
現金を送れば、それが物資を購入する資金となり、
運ぶ為の活動資金となり、
現地の経済活性への貢献にもなるとなれば、
やはりここからは、物資をお願いするよりも、
募金をつのって後方支援をする、
という方向へスイッチしていかなくてはならないな…
と、考えておりました。

そこへ叔父からの物資停止要請があったので、
いよいよ募金を始めようかとなったわけです。


行政では、物資が余剰傾向にあり、
しかし、それは皆に行き渡って余っているのではなく、
避難所などに取りにこれないような遠い場所の人たちは、
まだまだ物資がなく酷い状況はなんら変わっていないとのこと。

というのは3日ほど前、叔父は陸前高田のとある避難所に、
教え子さんの一人を訪ねていった時、改めて驚いたそうです。
全く改善されていない、と。
都市部や大きな避難所の被災者の方々は、
だいぶ物も充実し、より新品を求める方が多くなり、
それで物資も余り始めたということで、
先にお知らせした通り、送っていただくのをとめたのですが、
とんでもない、そういった中心より離れたところの方々は、
今でも中古のものでも良いから届けて欲しい、
ありがたく使わせていただく、
ということをおっしゃっていたそうです。


ン千億円の義捐金は、誰のため、何のために集められたのか。
いったい行政は何をやっているのか。
こんな状況下でも「取りに来ればくれてやる」
という、役所根性丸出しの「上から目線」なのか。
もちろん、公というのは、
全ての人へ平等、公平でなくてはならないことは解りますが、
だからって、余ってるから破棄・処分という、
神戸地震の教訓が全く生かされていないことに、
正直情けなさと憤りを感じ得ずにはいられません。

また原発、放射線物質、大問題なのはわかるが、
それを食らう食らわないの前に、
小さな避難所でなんとか生きながらえてる人たちが大勢いること、
原発事故現場だけが被災地ではないことを、
もっと報道すべきではないのか。
ここのところ報道では、震災、津波の被害は
過去のことのように情報が少なくなっている。
もう済んだ事とでも思っているのか。



いずれにせよ、どうこう言っている暇も無く、
公が「面」でとらえていることを
叔父たちは「点」でとらえ、対応している訳で、
我々後方支援者として何が出来るかを、
改めて考えてさせられる話でした。

募金のお願いとお知らせは近々、
送り先や担当者などの詳細が決まり次第、
皆様に改めて発表しますが、
その時は是非ご協力をお願いいたします。

また、やはり募金といえども
「お金」であることには違わないので、
支援する側としても現金はちょっと…と思う方、
たくさんいらっしゃると思うんです。
募金という形よりも、物資での支援はしたいという方が、
今後もお送りいただけるよう、
物資はありがたく頂戴し、送り届けますので、
そちらの方も引き続き宜しくお願いいたします。
つまり発送停止のお願いを解除をします、ということです。

言いたいことがたくさんありすぎて、
なんと説明したらよいか…
思いつきで書いてますので、
話が前後していることもあるかと思います。
相変わらずの駄文にて失礼いたします。

大久保 憲
投稿者 : Lucky J | 釜石関係 | 22:50 | コメント(2) | トラックバック(0)| - |
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コメント
くぼけん兄さん、いつも現地の情報をありがとうございます。このブログだけでも有難いのに、昨日「岩手沿岸地区の障がい者を支援する有志の会」の皆さんから、同じこのお便りが我が家に届きました。私は3月に1度物資を送らせて頂いただけなのに、、、本当に本当にありがとうございます。この気持ち、うまく言葉になりません。

私の母が青森の人間だからか、東北の、岩手の方々の温かさが伝わってきました。なんだか私まで親戚の気持ちです。何の役にも立たない自分が歯がゆいですが、いつも心に被災地の皆さんの事があります。東京でチャリティーコンサートをしていますが、どこかこれでいいのかと自問自答しています。でもこうして思っていれば、いつか直接、実のあるお手伝いをする機会がやってくると信じています。

どうか、どうかお身体を大切に。

追伸:しみのあるパーカーを物資にいれた事をずっと申し訳ないと思っていました(>_<)作業等でがんがん汚して頂いて、心置きなく捨てて頂ければと思います。
| ゆかちん | 2011/06/04 10:52 AM |

お、届いたかい?よかったよかった。
こんなことぐらいしかできないと、
佐藤先生や工藤先生が頑張って作ったそうです。

今後は募金を募るということになったけど、
それはそれでよろしくね。
周りの人に拡げてくれたらありがたいわー。
| Lucky J | 2011/06/09 2:28 AM |










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